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青年レクターの悲哀『マジック』 74点

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マジック(リチャード・アッテンボロー/1978米)

実力派なんだが人見知りがたたってどうにもウケが悪い場末のマジシャンが、人形の力を借りて腹話術でマジックをしてみたらコレがバカ受け!だが次第に人形に人格を奪われていき、やがて殺人まで犯してしまうというシナリオだけ見れば普通のサイコホラーで、大体の評が不気味なホプキンスの演技について言及されているんだが、気の弱い男が惚れた女の気を引くために人格を失ってまでも人形に頼らざるを得なくなるという葛藤が泣ける。つまりこれはホラーの体裁をとった恋愛の映画なんである。恐ろしさと悲哀の入り混じったラストの女の台詞も色々と考えてしまう。まあどちらにしろ、アッテンボローは実際の出来事を大味でダラダラ描く監督、という認識を改めざるを得ない恐るべし傑作。







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プロフィール

寂々兵

Author:寂々兵
都会の映画祭や名画座に指を咥えながら日々を過ごす田舎在住の一介の映画好き。最近は80年代前後の未DVD化作品の発掘に邁進中。将来の目標はヒモ。

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