教育を受けたんですか『10番街の殺人』 76点

10ban


10番街の殺人(リチャード・フライシャー/1971英)

リチャード・アッテンボローのキチガイぶりがピックアップされがちだが、真に凄いのはジョン・ハートの精神薄弱ぶり。序盤は自尊心の強いエリートかと思わせて、徐々に虚言癖の一面が見えてくる、彼に対する「コイツはそういう人間なんだな」という意識の変化に、映画の内と外での境界がまるで存在しない。安アパートの管理人と見下していたアッテンボローが学問をかじっていたと判明した際の「教育を受けたんですか」と唖然とする表情、佇まい、ヤバすぎ!途中凡庸な法廷劇になって興醒めしかけたが、ラストの余りのあっけなさも含めてフライシャーでは上位の作品。










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プロフィール

寂々兵

Author:寂々兵
都会の映画祭や名画座に指を咥えながら日々を過ごす田舎在住の一介の映画好き。奇怪、不穏、不条理といったテーマの映画に惹かれますがフランスのラブコメも好きです。最近は80年代前後の未DVD化作品の発掘に邁進中。たまにライターなど。将来の目標はヒモ。

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